会社の障害者雇用、一緒に働く社員に何を伝える?3つのポイント解説

会社の障害者雇用、一緒に働く社員に何を伝えたらよい?3つのポイント解説

2022年10月9日 | 企業の障害者雇用

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障害者雇用を進めていくには、障害者への配慮を考えていくとともに、同じ職場にいる社員にも障害者雇用をすることの意義や、不安に思っていることなどについて伝えておくことが大切です。そうしないと、配属先の社員からの理解と協力を得ることができず、障害者の職場適応や定着につながらないからです。

障害者雇用をすることが決まった時に、障害者を配属する前に伝えておきたい障害者雇用の理解を得るためのポイントを紹介します。

ポイント1:障害の特性、配慮事項などを伝える

障害者雇用を行う企業の担当者の方の話を聞いていると、障害や障害者に対する接し方や知識不足を不安に感じることが多いようです。確かにはじめてのことは、キャリアの経験があったとしても誰でも心配してしまうものです。また、多くの方は、障害者と接する機会が限られています。そこで、まず、採用する障害者の障害特性や配慮事項について伝えたり、学ぶ機会を作りましょう。

一般的な障害特性については、WEBや本、セミナーなどで学ぶことができます。障害者雇用に役立つ無料研修としておすすめしているのは、障害者職業生活相談員と精神・発達障害者しごとサポーターの講習です。

障害者職業生活相談員資格認定講習では、2日間の研修で、次のことを学ぶことができます。

・障害者雇用の理念
・障害者の雇用の現状と課題
・関係行政機関と障害者対策
・障害者職業生活相談員
・障害者の心理、職業能力
・施設・設備の改善
・労務管理と人間関係管理
・適職の選定と職業能力の開発
・職場適応の向上

精神・発達障害者しごとサポーターの講習では、90~120分程度の時間で、次のことを学ぶことができます。

・精神疾患(発達障害を含む)の種類
・精神・発達障害の特性
・共に働く上でのポイント(コミュニケーション方法)等

精神障害や発達障害は、近年、障害者雇用の中でも雇用が進んでいます。一方で、見た目からはわかりにくいところもあったり、他の障害者よりも職場定着率が低いといわれています。精神障害、発達障害者の雇用を安定させるポイントの1つは、職場において同僚や上司がその人の障害特性について理解することです。導入としては、これらの研修は、とても有効的なものです。

ポイント2:採用する障害者の特性、配慮してほしいことを情報共有する

続いて、採用する障害者の特性、本人が配慮してほしいと感じていることを情報共有していきます。

障害者雇用を進める企業の中には、障害に配慮や遠慮をしすぎて、一緒に働く同僚の方に障害者のことを伝えていないことが多いようです。ただ、そのために一緒に働く同僚の方が、どのような配慮をしてほしいのかを知らずに、結果的に苦手なことをさせてしまったり、そのことが原因でミスを多発するということにつながってしまうケースも見られます。

また、多くの障害当事者の方からは、採用時に配慮してほしいことを伝えているのに、一緒に働く人に伝わっておらず、戸惑っているという声もよく聞きます。どこまでの内容を、誰に伝えるのかということは、本人の意向もありますので、確認することが大切です。

しかし、見た目では障害が分かりにくい場合であればあるほど、同僚への説明が不十分であると、周囲から「なぜ、特別扱いをしているのか」、「障害があるように見えないが、本当に配慮を必要としているのか」と感じさせてしまうようです。一度このような状況になると、障害当事者にも働きやすい雰囲気を作ることが難しくなることがあります。

また、同じ障害名や障害手帳の等級でも、個別によって特性は異なります。一般的な障害の特徴に加えて、個別の理解が必要なことも周知しておくことをおすすめします。

ポイント3:組織でサポートすることを伝える

最後のポイントは、組織で障害者雇用をサポートすることを伝えておくということです。障害者のいる部署だけに負担がかかるような形であると、協力は得にくくなりがちです。人事や管理部門が定期的に障害者雇用を担当している部門の状況をヒアリングしたり、問題や課題点がある場合には、一緒に対応方法を考えたり、サポートすることを伝えるのであれば、担当する部門や担当者は安心するでしょう。

また、このような取り組みがうまく回るためには、組織として障害者雇用に取り組んでいることを社内で周知できるようにすることも大事になります。

動画の解説はこちらから

まとめ

会社で障害者雇用する時に、一緒に働く社員にどのように伝えるとよいのか、留意したい3つのポイントについて見てきました。

ポイントは、次の3つです。
ポイント1:障害の特性、配慮事項などを伝える
ポイント2:採用する障害者の特性、配慮してほしいことを情報共有する
ポイント3:組織でサポートすることを伝える

最近、障害者雇用で増えてきている精神障害や発達障害の雇用は、見た目からは障害や、どのような苦手さがあるのかがわかりにくいものです。そのため、一緒に働く同僚への説明が不足していると、「なぜ、特別扱いをしているのか」、「障害があるように見えないが、本当に配慮を必要としているのか」と感じさせてしまいます。一度このような感情や疑問を抱いてしまうと、当事者と一緒に働くときに気持ちよく仕事ができないことが多く、新たな誤解を生んでしまいやすくなります。同じ情報でも、事前に知っておくのと、問題が発生してから言い訳のように聞くのでは、受け取る側の意識は大きく異なることを意識してください。

障害者雇用ドットコムでは、障害者雇用する時に、どのように障害特性を配慮したらよいのかや、業務指導の進め方などを、実践的、具体的に学べたり、相談できるオンライン講座とコミュニティを準備しています。関心のある方は、こちらをご覧ください。上場企業の研修でも取り入れてただいています。

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参考

【障害者雇用】職場で雇用への理解を深めるためにすべきこと

障害者雇用を成功するためにおさえておきたい3つのポイント

社内で障害者手帳を持っているのか把握するための方法

精神障害の障害者雇用カウントに関するQ&A~休職、障害者把握~

【障害別に解説】障害者手帳の確認はどのように行えばよいのか?

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2 コメント

  1. 塚原孝巳

    教育関係で特別支援学校教諭です。進路外勤を担当しています。最近、高等支援学校の生徒が就職させる場合、企業側にどのように個人の情報をどれだけ伝えるか迷うことが多くあります!
    中々、地域によっては、障害者雇用が進んでいない地域や資源の問題もあると思います!

    最近は、障害者が雇用先で長く働くのが難しくなってきています!色々と原因はあると思いますが、転職したいと希望する生徒が増えてきています!5ヶ月で辞めるケ−スが多くなってきています。ある程度支援機関をつけても中々難しいです!同期生の影響も大きいです!!現在社会の中でスマホで連絡網、LINEなど多くの情報を入手することができますから。これからの生徒をどのように進路先を開拓するかが課題になります

    返信する
    • 松井 優子

      コメントありがとうございます。
      企業の働き方も変化していますし、時代も変化していますので、それに合わせた就労支援が必要になってきていると感じます。

      短期間の退職は、マッチングが上手くできていなかった可能性もありそうですね。
      働くとはどういうことなのか、キャリアについて考える授業を高等部でしていただると、企業側にとってもありがたいです。

      返信する

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