障害者雇用の業務 ビジネスモデルから考える障害者雇用の解決策とは?

障害者雇用の業務 ビジネスモデルから考える障害者雇用の解決策とは?

2023年03月29日 | 企業の障害者雇用

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障害者雇用の業務を切り出すポイントがわかる!

障害者雇用が進まない企業で見られる悩み

・障害者雇用の業務がうまく見つからない
・障害者雇用率を上げることができずに悩んでいる
・組織に貢献する障害者雇用を実現したいが、方法が分からない

あなたは、こんな悩みを感じることはありませんか?
これらの悩みが放置されたままであれば、次のような問題が発生する可能性があります。

このような悩みがあると、次のような問題が発生する可能性が・・・

・障害者を雇用しても、やらせる業務がなく、その対応に追われてしまう。
・結果的に、障害者の方々の自己肯定感が下がり、モチベーションが低下する
・障害者雇用率が達成できず、社内外からのプレッシャーを感じる

私自身も、人材派遣会社の特例子会社の立ち上げに関わり、障害者雇用の業務がうまく切り出せずに悩んだことがあります。しかし、障害者雇用だけで考えるのではなく組織に役立つ点は何かを考えて、それを提案したり、ネットワークを活用して新たな業務を考えることで、障害者の業務を創ってきました。

今回は、障害者雇用の業務を切り出すポイントや、障害者雇用を広い視点から考えるコツについてお伝えしていきます。

障害者雇用の業務を切り出すために必要な3つのポイント

障害者雇用の業務を切り出すために必要なポイントについて、3つの点を見ていきましょう。

1.障害者雇用をコンテクストという視点から考える
2.企業のビジネスモデルや見えないコストがないかを調べる
3.組織に必要とされている顕在的、潜在的ニーズをリサーチする

障害者雇用をコンテクストという視点から考える

まず、障害者雇用をコンテクストという視点から考えるという点です。コンテクストとは、ある物事や言葉の周囲の状況や背景、文脈のことを指します。言葉や行動は、その状況や背景によって意味が変わります。そのため同じ言葉でも話し手や相手、話題や状況によって意味や持つ価値が異なります。

障害者雇用というと、狭い範囲で「障害者を雇用することだけ」を意識する人が多いです。このような考え方をすると、障害者雇用をするために、いつもの業務と違うことをしなければならないからと負担感を感じたり、新たなことを学ぶために時間や労力がかかると思ってしまうかもしれません。

しかし、組織としての広い視点からの障害者雇用を見ると、違った意義や価値が見えてきます。例えば、毎年新規採用が難しいような企業では、中堅社員になりそうな年齢なのにマネジメントを経験する機会がないかもしれません。しかし、障害者雇用をすることで、マネジメント経験を体験することが出来ます。

また、障害者社員がわかりやすいように業務設計を見直したり、マニュアルを整備することで、障害のない社員にとっても効率的で、仕事が進められやすい体制を整えることができるかもしれません。このようにコンテクストから考えると、障害者雇用をおこなう意義や価値が変わってくることがあります。

企業のビジネスモデルや見えないコストがないかを調べる

そして、障害者雇用の業務をビジネスモデルから考えることも必要です。業務単位のことから考えていくのでは、労働集約的な業務を作り出してしまいがちです。しかし、企業にとってプロフィットに貢献するものはどんなことなのか、それに関係するような業務を創り出すことができれば、顧客が増えたり、売上増加などに貢献することもできます。場合によっては、市場開拓や新規事業の開発、コスト削減、人材の定着などにつながることもあります。

組織に必要とされている顕在的、潜在的ニーズをリサーチする

最後の点は、組織に必要とされている顕在的、潜在的ニーズをリサーチするという点です。限られた部門だけを見ていても、業務は出てこないかもしれません。しかし、今、組織にどのようなニーズがあるのかや、必要と考えられているもののマンパワー不足などで手がつけられていないようなことがあるはずです。社内全体を見渡し、今後の企業に必要なことから考えてみると、おそらくかなりのアイデアがでてくるでしょう。それらの一部を障害者の業務とすることができます。

このような視点から障害者雇用の業務を考えると、単に障害者雇用率を達成するためだけの障害者雇用を進めるのではなく、組織に必要とされる障害者雇用を実現することができるのです。

障害者雇用の業務を切り出すためのポイント

障害者雇用の業務を切り出すためには、次の3つのことを考えることが大事です。

1.障害者雇用をコンテクストという視点から考える
2.企業のビジネスモデルや見えないコストがないかを調べる
3.組織に必要とされている顕在的、潜在的ニーズをリサーチする

このような視点から障害者雇用に取り組むことができると、負担になる障害者雇用や単に社会貢献からの障害者雇用ではなく、組織に貢献する障害者雇用を実現することができます。また、市場開拓や新規事業の開発、コスト削減、人材の定着などにつなげるものとすることも出来ます。

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まとめ

障害者雇用の業務を考えていく上で、大切な点をお伝えしてきました。

障害者雇用をコンテクストという視点から考えてください。組織としての広い視点からの障害者雇用を見ると、違った意義や価値が見えてくるはずです。

また、企業のビジネスモデルや見えないコストがないかを調べましょう。企業にとってプロフィットに貢献するものはどんなことなのか、それに関係するような業務を創り出すことができれば、今までとは違った障害者雇用を実現することができます。

最後の点は、組織に必要とされている顕在的、潜在的ニーズをリサーチすることです。組織にどのようなニーズがあるのかや、必要と考えられているもののマンパワー不足などで手がつけられていないようなことを見つけることができれば、それを障害者の業務とすることができます。

参考

【障害者雇用】業務の切り出し方に役立つ3つのポイント

障害者を雇用する場合、どんな仕事を担当してもらうとよいのか?

障害者雇用の業務切り出しがうまくいかない企業の3つの特徴

障害者雇用が進まない、社内理解を進めるためには何をすればよい?

障害者雇用を行なうには、どのくらいの業務量を確保する必要があるのか

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