職場で新型コロナウイルス感染者を出さないためにできることとは?

2020年04月4日 | 障害関連の情報

新型コロナウイルスの感染者が増え続けています。一部の企業では、新型コロナを契機にテレワークの導入をしているところもありますが、テレワークが実施できる職場ばかりではありません。

実際に、パーソル総合研究所によると、正社員におけるテレワーク(在宅勤務)の実施率は13.2%でした。

職場で新型コロナウイルス感染者を防ぐために、どのようなことができるのでしょうか。新型コロナウイルスの症状や感染を防ぐためにできることについて見ていきます。

新型コロナウイルスの症状

新型コロナウイルスの病原性は、 急性呼吸器疾患(COVID-19)が主な症状です。呼吸器疾患とは、呼吸器(上気道、気管・気管支、肺、胸膜等) に起こる疾患の総称となっており、次のような症状が見られます。

・息がしにくくなる
・咳とともに吐血する
・胸痛、背部痛などが痛む
・激しい咳が一定期間長期に渡り続く

また、今までの新型コロナウイルスの情報を見ると、次のような症状も見られます。
・40℃程度の高熱
・乾いた咳
・息切れ
・全身の強い倦怠感
・吐き気
・筋肉痛

初期症状としては、次のような症状が見られることが多いようです。
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
・頭痛や血痰けったん(血の混じった痰)下痢が長期間続いている

「相談・受診の目安」としては、厚生労働省から、以下の条件があげられています。
・ 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合

また、高齢者をはじめ、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など))がある、透析を受けている、免疫抑制剤や抗がん剤などを使用している場合は、以下の条件になります。
・ 風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日程度続く場合
・ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合

しかし、現状を見ると、発熱等の風邪症状が見られるときは、学校や会社を休み外出を控えるようにしたほうがよいでしょう。

参考:新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安(厚生労働省)

会社を集団感染場にしないためにできること

今回の新型コロナウイルスの感染経路は、現時点では2通りのものと考えられています。それは、【飛沫(ひまつ)感染】と【接触(せっしょく)感染】です。

【飛沫感染】は、感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など) と一緒にウイルスが放出され、それを口や鼻から吸い込んで感染します。

【接触感染】は、感染者がくしゃみや咳を手で押さえた 後、自らの手で周りの物に触れると、感染者のウイルスが 付きます。その部分に接触すると、感染者のウイルスが未感染者の手 に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。 手すりやドアノブ、電車のつり革などで感染することが多いようです。

今までの事例を見ると、新型コロナウイルス感染者は、周囲の人にほとんど感染させていないものの、一人の感染者から多くの人に感染が拡大したと疑われる事例があります。また、一部地域で小規模患者クラスターが発生しています。小規模患者クラスターの発生した事例の分析からは、感染源が密閉された(換気不十分な)環境において、二次感染者数が特徴的に多いことが明らかになっています。

そのため、以下の3つの条件を生み出さないようにすることが大切です。
1.換気の悪い密閉空間をつくること
2.人が密集すること
3.近距離での会話や発声を行なう

感染しないためにできること

手洗いとうがい、消毒用アルコールの使用

外出したり、外部で何かに接触すると、 手にウイルスが付着し、それによって感染を引き起こす原因となる恐れがあります。こまめに手洗いをする必要があります。

手洗いには、医薬部外品のハンドソープを使用しましょう。その際には、殺菌・消毒・保湿成分配合を配合した医薬部外品のハンドソープが有効的です。例えば、厚生労働省に「医薬部外品」として承認された製品につけられる薬用ミューズなどがおすすめです。

ハンドソープには【殺菌】と【除菌】がありますが、ミューズの場合は【殺菌】で菌を殺すものとなっています。一方、【除菌】と表記されているものは 、菌を殺さずに増殖を抑えるものとなっています。

また、「薬用せっけん ミューズ ノータッチ 泡ハンドソープ」は、手をかざすと センサーが反応し、自動で泡が出てくるものは、 本体を触らず手洗いすることが可能なので、 衛生的にも安心できるでしょう。このハンドソープは色がついており、 手でこすると泡の色が変わります。しっかりと洗うと泡が白く変化する仕様となっているので、知的障害の方にはわかりやすいかもしれません。

【殺菌できる】薬用せっけん ミューズ ノータッチ 泡ハンドソープ

また、消毒用のアルコールを活用することもできるでしょう。売り切れで手に入らない場合には、手洗いの回数を増やすようにします。 また、ドアノブなどの身の回りの表面消毒には、 「次亜塩素酸ナトリウム」が有効的です。

アルコールスプレーがない場合には、消毒液を作ることができるでしょう。

消毒液のつくり方

室内の湿度を保つ

部屋の空気が乾燥すると、 のどの粘膜の防御機能が低下してしまいます。 そのため室内は適度な湿度を保つことが重要です。 乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、適切な湿度(50~60%)を保つとよいでしょう。

加湿器も様々なものがありますが、加湿器を選ぶうえで知っておきたいのが、その仕組みです。加湿器が、空気中に水分を放出させる仕組みは、水分を沸騰や蒸発で「気化」させるタイプと、水を細かいミスト(霧)にして室内に放出する「エアゾール〈スプレー〉」タイプがあります。

どちらがよいのかという点ですが、加熱でお湯を沸かして加湿する【スチーム式】がおすすめです。 一度沸とうをさせた清潔な蒸気を、 約65℃まで冷まして加湿するものとなっています。

水を直接気化させる「エアゾール〈スプレー〉」タイプの超音波式加湿器は安価なため購入する人が増えていますが、雑菌をそのまま室内に放出するものとなっているので、注意が必要です。ちなみに超音波式加湿器は、超音波で水を振動させ、細かいミストにして放出しています。

大分県の高齢者福祉施設でレジオネラ菌の集団感染(2018年1月)では、90代の男性一人が亡くなっていますが、調査の結果、感染源は部屋の「超音波式加湿器」だったことがわかっています。

以下のような【スチーム式加湿器】を使うとよいでしょう。
【スチーム式加湿器】ZOUJIRUSHI 加湿器 EE-RP50-WA

マスクの着用

また、マスクを着用することによって予防と、仮に自分で気づかないうちにかかっていたとしても、感染を他者に感染させないためにも役立ちます。

マスクが手に入りにくい状況が続いていますが、使い捨ての不織布のマスクが入手できなければ、布製のマスクを使うとよいでしょう。洗剤で洗えば再利用することができます。

花王の衛生科学情報サイトでは、外で使用していたマスクのケア方法を次のように紹介しています。

(1)標準濃度の衣料用洗剤(使用量の目安に従って洗剤を水に溶かしたもの)にマスクを10分ひたし、水道水でためすすぎをしたあと、マスクの水気をきる。
(2)塩素系漂白剤15mlを水1Lに溶かして、マスクを10分ひたす。
(3)水道水を用い充分にすすぐ。
(4)清潔なタオルに挟んで水分を吸い取る。
(5)形を整えて干す。

気をつけるポイントは、次のようなことです。
・炊事用手袋を使用する。
・他の人のマスクと一緒には洗わない。
・(1)の洗剤液とすすぎ水にはウイルスが含まれている可能性があるため、洗剤液が飛び跳ねないよう、流す時には十分注意する。
・できるだけフタ付きの金属以外の容器(フタのできるプラスチック容器やフタ付きのバケツ)で処理する方が良い。
・(1)の洗剤液とすすぎ水は、1Lあたり15mlの塩素系漂白剤を加えて10分放置してから捨てる。
・マスクの繊維をいためる可能性があるため、もみ洗いはしない。
・マスクを洗濯した後は、十分に手を洗う。

参考:外で使用していたマスクのケア~マスク(布)の洗い方(花王 衛生科学情報)

また、ハンカチ1枚とゴム2本で、10秒でできる簡単ハンカチマスクを作ることもできます。

まとめ

新型コロナウイルスの感染者が増え続けています。職場で新型コロナウイルス感染者を防ぐために、新型コロナウイルスの症状や感染を防ぐためにできることについて見てきました。

まず、職場環境としては、換気をよくして、人が密に集まって過ごすような空間(密閉空間・密集場所・密接場所))に集団で集まることは避けるようにしましょう。

また、手洗いとうがい、消毒用アルコールの使用、室内の湿度を保つこと、マスクの着用などを徹底して行なうようにしましょう。手に入りにくくなっているものもありますが、代用できる方法などの情報などもありますので、それらを参考にしてください。

 

こちらの情報も参考にしてください。
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企業の新型コロナウイルス対策としてできることとは

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