アビリンピックとは~障害者雇用における活用方法~

アビリンピックとは~障害者雇用における活用方法~

2020年07月16日 | 企業の障害者雇用

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アビリンピックとは、障害者が仕事をおこなう中で身につけた技術を競う競技大会で、毎年開催されています。

企業の中には、積極的にアビリンピックへ出場することで、スキルアップやモチベーションアップにつなげようとしているところもあります。いろいろな競技種目があり、業務に応じた種目に出場することができます。

ここでは、アビリンピックとはどのようなものなのか、また、競技種目や採点基準などについて見ていきます。

アビリンピックとは

アビリンピックとは、障害者が仕事をおこなう中で身につけた技術を競う競技大会です。大会の正式名称は、「全国障害者技能競技大会」ですが、親しみやすいものとするため、愛称として「アビリンピック」を使っています。由来は、「アビリンピック」(ABILYMPICS)は、「アビリティ」(ABILITY・能力)と「オリンピック」(OLYMPICS)を合わせて作られています。

障害者の職業能力の向上とともに、企業や社会に向けて、障害に対する理解と認識を深め、雇用の促進を図ることを目的として開催されています。

アビリンピックの歴史

第1回大会は、昭和47年11月に、「全国障害者技能競技大会」の名称で、当時の雇用促進事業団中央技能開発センター(現在の当機構ポリテクセンター千葉)で開催されています。

その後、昭和51年の身体障害者雇用促進法(昭和62年の法改正により「障害者の雇用の促進等に関する法律」と名称を改めました。以下「法」といいます。)の改正により、第6回大会から名称が「全国身体障害者技能競技大会」に変更されました。

また、平成9年の法改正により知的障害者が雇用義務化され、大会においても知的障害者が参加できるようになり、名称は「全国障害者技能競技大会」と改められました。続いて、平成18年の法改正により精神障害者が雇用率の算定対象になったことに伴い、精神障害者が参加できるようになっています。

開催地については、昭和47年の第1回大会から平成13年の第25回大会までは千葉県で開催されていますが、第26回大会以降は原則として技能五輪全国大会と同時期に開催し、社会や企業での認知を広げるためにも、全国各地で開催されるようになってきました。

参考:アビリンピックとは(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構)

アビリンピックの種目とは

技能競技種目は、いろいろなものがあります。競技の種目数は開催年により異なるようですが、主な種目は、次のようなものがあります。

・DTP
・機械CAD
・建築CAD
・電子機器組立
・歯科技工
・ワードプロセッサ
・データベース
・ホームページ
・フラワーアレンジメント
・コンピュータプログラミング
・ビルクリーニング
・喫茶サービス
・オフィスアシスタント
・パソコン操作
・パソコンデータ入力

詳細については、文末の参考資料を見てください。

アビリンピックの採点基準とは

それぞれの競技の採点基準は、どの様になっているのでしょうか。いくつかの競技の採点基準を見ていきたいと思います。

DTP(2020年2月開催、第18回東京アビリンピック)

課題テーマは、「東京への訪問者に地域の魅力を伝えるフォトコンテスト」で、地域活性への取り組みの一環として行う下町散策スポット紹介フォトコンテストの告知ポスターを制作するものでした。

告知するのは「フォトコンテスト」なのだが、コンテストを行う目的は、様々な形で地域に関わる「交流人口」の増加という背景を踏まえ、より深く地域と関わってもらうための散策スポット紹介をすること、という前提である。そのため、告知物には「コンテストの開催」という情報を伝えることだけではなく、「国内外からの訪問者に地域の魅力を伝える」というコンテスト自体の開催趣旨を伝えることが求められる。ターゲットと訴求ポイントを踏まえた配色やレイアウトが期待される点だ。

制作要件としては、仕上がりサイズB4に対し、支給される画像5点イラスト5点、ロゴ1点、の中から自由選択で使用、その他キャッチコピーやコンテスト開催概要を含む約500文字ほどのテキストデータが与えられ、レイアウトする。制限時間約2時間の間に、制作趣旨を把握しデザインしつつ、印刷入稿仕様に即したデータを制作するので、相応の熟練スキルが必要だ。

審査基準としては、DTPにおける基本的技術のほか、企画力や想像力、データ処理能力に重点を置き、規定の条件に従いつつアイディアを盛り込み、制作目的に対し効果的な作品を作る、という観点から、各項目の審査を行っている。今回からこうした審査の基準や留意事項の詳細を事前にWebサイト上で示し、競技者が当日までに準備をしたうえで実力を発揮できるような配慮がなされた。

出典:東京アビリンピックの取り組み(JAGAT)

オフィスアシスタント(2015 ぎふアビリンピック)

「手紙を出す」までの手順を、「文書の三つ折り作業」「宛名シール貼り作業」「封入作業」「封筒の仕分け作業」の四つに分け、作業数量や仕上がり状況、正確さを競います。

課題1 文書の三つ折作業

3種類のA4版の文書を三つ折りにする作業です。

採点基準は、以下のようになっています。
・折の精度と仕上がり
・指示枚数
・印刷不良文書の抜き取り
・種類毎の区分け
・打ち切り時間内完成品を採点
・標準時間内に完成した場合は加点をする

課題2 宛名シール貼り作業

3種類の宛名シールを封筒の所定の位置に貼る作業です。

採点基準は、以下のようになっています。

・貼り位置の精度と「しわ」「やぶれ」等の仕上がり状況
・指示枚数
・印刷不良ラベルを使用しない
・種類ごとの区分け
・打ち切り時間内完成品を採点
・標準時間内に完成した場合は加点をする

課題3 封入作業

課題1の文書を、課題2の封筒に入れ、封をする作業です。

採点基準は、以下のようになっています。

・三つ折りにした文書の宛先側と封筒の表側を合わせる
・封をした時の折り精度と「しわ」「やぶれ」等の仕上がり状況
・指示枚数
・種類毎の区分け
・打ち切り時間内完成品を採点
・標準時間内に完成した場合は加点をする

課題4 封筒の仕分け作業 内容

6種類の封筒を仕分けます。

採点基準は、以下のようになっています。

・正確な仕分け
・種類毎の区分け
・打ち切り時間内完成品を採点
・標準時間内に完成した場合は加点する

アビリンピックに参加するには

まず、各都道府県で地方アビリンピックが開催されていますので、こちらに参加することができるでしょう。地方アビリンピックの成績優秀者等は、全国障害者技能競技大会への参加選手として、都道府県知事より推薦される場合があるようです。

全国各地の地方アビリンピック開催については、各支部のホームページで案内がされています。

各都道府県から探す

まとめ

アビリンピックとはどのようなものなのか、また、競技種目や採点基準などについて見てきました。

企業の中には、業務に関するアビリンピック種目の出場を目指して、スキルアップやモチベーションアップにつなげようとしているところもあります。業務に関係する種目が設定されている場合には、活用することもできるでしょう。

アビリンピックに参加することは、他の人のスキルや技能を間近に見ることができるので、自身の技術レベルを知ることや、視野が広くなったり、他の人から刺激を受けることにもつながります。

参考資料

技能競技種目のご紹介(動画)(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構)

ぎふアビリンピック オフィスアシスタント種目

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