4月から『働く広場』(高齢・障害・求職者雇用支援機構 発行)にて 全5回の連載を担当させていただくことになりました。
タイトルは、 「障害者雇用率向上へのヒント」です。
障害者雇用の現場で感じる「制度は整ったけれど、何かが足りない」という声に、制度で終わらせない関係づくりの視点からヒントをお届けしていきます。
第1回「企業が取り組む障害者雇用の意義と今後の動向」(2025年4月号)
制度や雇用率だけでは見えない、「人が働くことの意味」について考える導入編になります。
障害者雇用の歴史的背景や制度の変遷とともに、日本理化学工業・大山泰弘氏のエピソードから、「人はなぜ働くのか」という問いを読者と共に味わいます。法定雇用率の数字の向こう側に、どんな未来が見えるのかを解説しました。
第2回「人的資本経営と障害者雇用 ~企業成長を加速させる新たな視点~」(2025年5月)
人的資本経営やDEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)が注目される今、障害者雇用は“法対応”から“戦略”へと位置づけが変わりつつあります。
・障害者を「組織の戦力」としてとらえる視点
・経営企画部門との連携による全社的推進
・KPIやキャリアパス設定による可視化と検証
など、人的資本経営の視点から障害者雇用を捉え直すヒントをお伝えしました。
「人的資本としての障害者雇用」は、持続可能な成長への新しい扉にすることができます。
合理的配慮や組織づくりなど、あと3回実践的な視点を交えた内容についてお伝えしていきます。
「制度で終わらせない」「関係で育てる障害者雇用」にご関心のある方、 D&Iや人材戦略を担う皆さまに、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。
記事は、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)公式サイトのバックナンバーからご覧いただけます。
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