未経験でも挑戦できる!ゲーム業界で広がる障害者雇用の可能性

未経験でも挑戦できる!ゲーム業界で広がる障害者雇用の可能性

2024年11月13日 | 障害者枠で働く

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障害者雇用で働きたいけれど、実務経験やスキルが少ないとなかなか書類面接を通過しない、やりたい仕事を選ぶことができないという声をよく聞きます。一方で、人手がほしい業界では、未経験者でも適性を見て、人材を受け入れる企業が増えています。ITやゲーム業界では、この傾向が強くなっています。

今回は、未経験者が歓迎される背景や理由について解説し、未経験でも始められる職種や未経験者歓迎の企業を紹介していきます。

多様な人材を求めるゲーム業界と障害者雇用の関係

ゲーム業界はここ数年でますます成長し、特にオンラインゲームやモバイルゲーム市場の拡大が顕著になっています。この成長に伴い、従来のゲーム開発の枠を超え、さまざまな視点やアイデアを取り入れるために、多様な人材を受け入れる動きが広がっています。異なる背景や特性を持つ人々がチームに参加することで、より豊かでユニークなゲーム体験を提供できると考えられているからです。

例えば、発達障害を持つ方の分析力や集中力、視覚や聴覚に敏感な方の感覚は、ゲームデザインやテスト工程で貴重な視点を提供することができ、実際に業界内で高く評価されていることがあります。このような流れの中で、障害者枠での就職を希望する方にとって「未経験者歓迎」の企業が増えていることは、大きなチャンスとなっています。

一般的な求人を見ると、経験やスキルがない場合には、事務補助や軽作業、清掃など、いわゆる障害者枠に多い業務が多くなっています。一方で、ITやゲームなど、人材がほしい業界では、未経験者でも可能性を見出し、柔軟に働き方を調整しようとする企業が増えています。そのため今までにない業務内容やキャリアの選択肢が生まれています。

ゲーム業界には、業務の一部に特化して貢献できるポジションも多く、特に検証作業などのテストやユーザーサポートの分野では未経験者でも成果を出しやすい環境が整っています。そのため障害特性に応じた役割で自分の力を発揮できる機会が広がっています。

なぜ、ゲーム業界が未経験者を歓迎するのか?

急成長を遂げるゲーム業界において、企業が未経験者を積極的に歓迎する理由には、業界が求める多様性や、柔軟な役割の配置が背景にあります。特に、障害者枠での採用を希望する方にとって、未経験者歓迎で受け入れてくれることは大きなチャンスとなっています。なぜ、ゲーム業界が未経験者を歓迎するのか、その理由を見ていきます。

未経験からでも育成可能な業務領域

ゲーム制作のプロセスには多岐にわたる業務が存在し、その中には未経験者でも学びながら貢献できる役割も多く含まれています。例えば、ゲームの検証作業であるテストプレイやバグのチェック、ユーザーサポートといったポジションでは、業界の知識や特定のスキルが必須ではなく、チームの一員として実務を通じて学びながら成長することが可能となっています。

こうしたポジションでは、ゲームをプレイするユーザーの視点が求められ、さまざまなプレイスタイルやゲームへの興味が活かされる場面が多くあります。このように、未経験者でも即戦力となりやすい業務領域があることが、ゲーム業界が幅広い層の人材を受け入れる理由の一つです。

障害者特有のスキルや視点の活用

障害者が持つ特有のスキルや視点も、ゲーム制作において評価される大きな要素です。たとえば、発達障害を持つ方の中には、細部にまで目を配る分析力や高い集中力を発揮する方も多く、この特性がゲームの品質をチェックするテスト業務や、バグの発見に役立つことがよくあります。

また、独特の視点は、一般的なプレイヤーには気付かない細かい使いやすさや、ゲーム体験を向上させるアイデアにつながることもあります。こうした障害特性によって、従来のチームにはない新しい価値を生み出すことができ、結果的に多様なユーザーが楽しめるゲームを創り出す力になります。

多様性を受け入れる企業文化

ゲーム業界では、リモートワークやフレックスタイムなど、柔軟な働き方が浸透していることが多くあります。これは、プロジェクトの進行に合わせて働く時間や場所を調整することができるため、障害者が働きやすい環境作りにもつながっています。

また、ゲーム会社の多くは、社風によっても若干違いはありますが、いわゆる会社できっちり働くというよりも多様性とクリエイティビティを重視されることが多くなっています。そのためチームで働くということは求められますが、上司との関係や人間関係は一般的な企業よりもかなり風通しがよい、フラットな職場が多くなっています。このような理由から、ゲーム業界では未経験者にも門戸を広げることが多くなっています。

未経験者歓迎のゲーム会社の特長

ゲーム業界には、未経験者でも安心して成長できるような育成プログラムやサポート体制を充実させている企業が増えています。特に障害者雇用の分野においては、障害特性に応じた柔軟な働き方や支援が提供されるなど、安心して働ける環境が整っています。未経験者歓迎のゲーム会社に共通する特徴について紹介します。

育成プログラムやサポート体制の充実

未経験者歓迎の企業では、入社後に業界や職務に関するスキルを学ぶことができる育成プログラムを整備しています。例えば、入社時の研修やOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を通じて、ゲーム開発に必要な知識や技術を実践的に学ぶ機会が提供されます。また、定期的なスキルチェックやフォローアップの仕組みがある企業も多く、成長に応じてステップアップできる体制が整っています。

さらに、障害者雇用に積極的な企業では、業務に必要なスキルを習得するための個別サポートが充実しています。例えば、発達障害者に対しては、業務内容や手順をわかりやすく伝えるためのマニュアル作成や、タスクの優先順位を示すサポートが行われることもあります。このようなサポート体制により、未経験者でも安心して学びながら成長していける環境が整っています。

障害者雇用における柔軟な働き方の提供

多くのゲーム会社は、障害者の特性に合わせた柔軟な働き方を提供しています。例えば、短時間勤務やフレックスタイム制度が可能な企業も多く、自分のペースで働ける環境が整えられています。障害特性に応じた個別の配慮がされることで、業務への取り組みやすさが向上し、障害者が自分の力を最大限に発揮しやすい状況が作られています。

また、例えば身体的な制約がある方のためには、バリアフリー対応のオフィス環境や、リモートでのミーティング参加が可能なシステムの導入も進んでいます。障害者雇用では担当者を明確にしていることも多く、質問しやすい体制づくりができています。

職場環境の合理的配慮

職場環境の合理的配慮として、よく行われていることには、次のような点があります。

・作業スペースや環境の調整
集中力を高めるために、静かな作業スペースやパーティションで仕切られた個別のスペースが提供されていることが多いです。特に発達障害を持つ方は、音や光などの感覚に敏感な場合があるため、ノイズキャンセリングのヘッドホンの提供や照明を調整するなど、環境面での配慮をすることがあります。

・メンター制度やサポート役の配置
業務上の相談ができるメンターやサポート役を配置することで、仕事上の不安やストレスを軽減する配慮をしています。発達障害や精神障害のある方にとって、信頼できる相談相手がいることは安心感につながり、長期的な定着と成長をサポートする助けになります。

・明確な指示とマニュアルの提供
業務の指示が曖昧だと混乱や不安を引き起こしやすい特性のある人でも業務を進められるように明確な指示を出すことを職場の人が理解していたり、マニュアルを準備している職場が多いです。このようなマニュアルやチェックリストが作成されていると、作業の流れや目標がわかりやすくなり、業務がスムーズに進みやすくなります。

代表的な未経験者歓迎のゲーム:IMAGICA GEEQのデバッグ・検証テスター業務

ゲーム業界で未経験者でも活躍できるポジションとして、デバッグ・検証テスター業務を行う企業が増えています。今回は、IMAGICA GEEQさんが未経験者歓迎の理由や障害者が活躍できる環境について具体的に紹介します。

IMAGICA GEEQとは、どんな会社?

IMAGICA GEEQさんは、国内外のゲーム企業へ制作サポートを行うゲーム事業会社です。そのためゲームに関する業務が多くなっており、デバッグや検証、ゲーム開発の品質保証などの業務があります。未経験者も積極的に歓迎しており、チームで協力しながらスキルを学び、成長できる環境が整っています。

発売前のゲーム・スマホアプリなどのバグチェックの業務では、特に未経験者からアルバイトとして業務に携わっている方がたくさんいます。また、業務経験がなくても仕事が進められるように、業務ができるためのマニュアルや研修が準備されています。そのため先輩たちも未経験から関わるようになった人が多くいます。できる業務が多くなりスキルアップしていくと、アルバイトから契約社員、正社員へとキャリアアップすることができます。

未経験者を歓迎する理由

IMAGICA GEEQさんが未経験者を歓迎する背景には、業務内容に適した柔軟なサポート体制があることが挙げられます。デバッグやテスト業務は、ゲームを実際にプレイしながら細部まで検証することが求められますが、特別な技術よりも集中力や細かい部分に気付く力が重視されています。そのため、未経験者でも研修を通じて基礎を学びながら、即戦力として活躍できる機会が提供されているのです。

また、従来から未経験者の受け入れを多数してきているため、わかりやすいマニュアルが準備されており、業務手順がわかりやすいよう工夫されています。そして、未経験だからできなくても当たり前、何回でも質問してもOKという社風があります。一緒に働く社員の方に気兼ねなく質問することができるので、安心して聞くことができます。

どんな合理的配慮を示してもらうことができる?

業務に関する担当者の方がいるので、確認や質問がすぐにできます。また、定期的なフィードバックを通じて、不安を感じるポイントを解消しやすいサポートが受けられるよう配慮されています。

勤務時間についても柔軟に対応してもらうことができます。例えば、通常の勤務時間では不安という場合には短時間から始めることを相談することができます。長期的に働いてほしいので、就業体験を行い適性等を含めながら働く時間の調整をすることが可能です。

安心できるポイント

入社までの流れが明確になっている

応募書類を出したものの、いつまでたっても返事がないということはありません。初回の面談終了後、合格者は就業体験を受けることができます。就業体験期間中に適性があるのかを判断します。就業体験期間中の流れは、次の流れで進みます。

初回面談
 ↓
<就業体験時間は6~8時間程度(要望に合わせて調整可能、休憩は別途あり)>
就業体験1日目
 ・オリエンテーション(社内ルールやデバッグ業務について)
 ・テキストチェック業務Ⅰ
 ・デバッグ業務Ⅰ(アプリを使用した実際の業務に近いもの)
 ・振り返りと個別面談(業務の進め方などのアドバイスや調整含む)
就業体験2日目
 ・デバッグ業務Ⅱ(アプリを使用した実際の業務に近いもの)
 ・振り返りと個別面談(業務の進め方などのアドバイスや調整含む)
就業体験3日目
 ・テキストチェック業務Ⅱ
 ・イラストのチェック作業(資料と実機を比較する)
 ・振り返りと個別面談(業務の進め方などのアドバイスや調整含む)
 ↓
最終面談
 ↓
採用

就労移行支援事業所に所属していなくても応募できる

障害者雇用の求人では、人材紹介で紹介してもらえる程度のスキルや経験がないと、自分ひとりで就職活動をしていても、面接にすら進めないことがほとんどです。そのため人材紹介が難しいと、十分働ける状態であっても、わざわざ就労移行支援事業所に通うことを選ぶ人もいます。

しかし、もうすでに働ける状態であるなら、わざわざ就労移行支援に通って1年から2年を過ごすよりも、実践で実力をつけていったほうが、これからのキャリアにプラスになる可能性が高いとも言えます。

IMAGICA GEEQさんでは、過去の就業体験生の受け入れをしてきた経験から、就労移行支援事業所などの就労支援センターを介さなくても、自立して働ける人である場合には、就業体験を経て採用する道を準備しています。

こんな人を歓迎しています

IMAGICA GEEQさんはゲーム会社です。そのためゲームが好きな方やゲームに関わる仕事をしたいという人を歓迎しています。仕事内容は障害の有無に関係なく、一般のアルバイトの方と同じ内容になります。これまで、障害者枠の業務でやりがいを感じられない方の挑戦を待っています。

【こんな人に向いています】
・ゲームが大好き。
・未経験者だけれど、スキルをつけたい。
・細かな点をロジカルに見ていくことが好き。
・障害者だからと誰でもできる仕事でやりがいを感じられないことがある。
・障害者枠で募集されている職種や仕事内容で合うものが見つからない。
・職場環境などの合理的配慮は受けたいが、仕事内容は一般の人と同じことをしたい。

業務内容に関しての特別な配慮はありませんが、障害者枠での採用となりますので、環境面等の合理的配慮の考慮や一般の方よりも丁寧にトレーニングや教えてもらうことができます。ただし、言われたことだけしかできない方や、配慮を受けることを重視している方には向いていません。

【こんな人には向いていません】
・障害者枠として「配慮」されることを重視している人。
・言われたことだけをやっていたい人。
・セルフコントロールができていない人。(支援機関との連携がない方でも体調や生活面での自己管理ができていれば大丈夫です。)
・コミュニケーションが極度に苦手な人。

応募についての詳細

【業務内容】
・ゲームのテストプレイ(デバッグ)はバグの発見・検出等。
プログラム経験、専門の知識は問いません。

必要なことは研修と日々の実務の中で学べます。仕事で使う機材は一般的なものなので、普段スマートフォンゲームや家庭用ゲームに触れている方であれば操作なども難しくありません。

【就業体験&勤務先】
〒162-0814
東京都新宿区新小川町6-29 アクロポリス東京5階(採用される企業さんの事業所で、他の外注先での常駐等はありません)
最寄り駅からの立地:飯田橋駅から徒歩で13分、後楽園駅から徒歩で15分

【採用までのイメージ】
初回面談の後、就業体験日程を調整します。3日間の就業体験終了後、面談を経て、入社となります。アルバイト(障害者トライアル雇用)からのスタートとなりますが、契約社員、正社員登用の道があります。(アルバイトからの正社員登用の実績は、過去3年以内で2名)

【応募方法】
応募は、採用メールアドレス宛(qasp_jobアットgeeq.co.jp ※注意「_」アンダーバー、アットは「@」に置き換える)に、「件名:障害者採用の就業体験希望」を入れてご連絡ください。詳細については、追って連絡いたします。

担当者の方からのメッセージ


金城さん

デバッグ業務は、もともと未経験の方も多数受け入れており、資料やマニュアル、研修を準備しています。障害者雇用の場合には、それに加えて特性に合わせた対応や、より丁寧にスピードも配慮した進め方になっています。何回質問してもらっても、何回確認してもらっても大丈夫です。未経験の方でも歓迎ですので、安心して就業体験に来てください。

岡田さん

これまでにも未経験の多くの就業体験生を受け入れてきた実績があります。就業体験生の方からは、専任のスタッフがいるので、「質問しやすくて、作業しやすい環境です。」と高評価を頂いています。ゲームの話なども交えながら進めていくので、緊張する必要はありません。まず体験してみて、業務が合うか判断してみてください。
職場の雰囲気は、20~30代が多く、風通しがよく何でも聞きやすい環境です。休憩時間は、グループで過ごす人もいれば、一人で落ち着いた時間を過ごす人もいて、個々人のペースに合わせることができます。

【応募方法】
応募は、採用メールアドレス宛(qasp_jobアットgeeq.co.jp ※注意「_」アンダーバー、アットは「@」に置き換える)に、「件名:障害者採用の就業体験希望」を入れてご連絡ください。詳細については、追って連絡いたします。

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