大学で発達障害学生が抱える困りごと、その解決方法と合理的配慮

発達障害のある学生は、「こだわりが強く、対人コミュニケーションがうまく行かない」「同時に複数のことを行おうとすると混乱してしまう」「記憶力は優れているのに、物事を相対的に理解するまで時間がかかる」などの特性があります。 こうした悩みを抱えている学生は、本人の怠慢や努力不足、家庭の養育の問題が原因と捉えられる傾向にありますが、生まれつき、またはごく早期からあるため直すというよりも、その特性を理解して、対処方法を考えることが有効的です。...