会議は増えている。議論もしている。それなのに、なぜか何も決まらない。
時間は使っているのに、前に進まない。同じ話を何度も繰り返している。結論が出ないまま、「もう一度確認しましょう」で終わる。
こうした状態に、心当たりはないでしょうか。
よくある捉え方
多くの組織では、この問題を「会議の進め方」の問題として捉えます。議論が浅いのではないか。発言が足りないのではないか。準備不足なのではないか。
そのため、「もっと議論を深めよう」「意見を出しやすくしよう」「会議の進行を見直そう」といった改善が行われます。
もちろん、それ自体は大切です。しかし、議論の量や質を上げても、決まらない会議は残ることがあります。
問題は、議論ではなく判断にある
会議が止まっているように見えて、実際には「判断」が止まっていることがあります。
現場で困りごとが起きる。上司に相談する。会議で共有する。関係者で話し合う。けれど、最終的には保留になる。
この流れが繰り返されると、相談は増えます。共有も増えます。会議も増えます。しかし、意思決定は進みません。
なぜ判断が止まるのか
判断が止まる背景には、共通する構造があります。
・誰が決めるのかが曖昧。
・どこまで現場で判断してよいかわからない。
・何を基準に判断するのかが共有されていない。
・責任の所在がはっきりしていない。
つまり、判断の前提が整理されていない状態です。この状態では、どれだけ真剣に話し合っても、結論にたどり着きにくくなります。
組織は「判断の流れ」で動いている
組織は、人の能力だけで動いているわけではありません。判断の流れで動いています。
どこで判断するのか。誰が判断するのか。何を基準に判断するのか。どこから上位判断に上げるのか。この流れが整理されていないと、優秀な人がいても組織は止まります。
会議が増えているのに決まらないとき、見るべきなのは会議の数ではありません。判断がどこで止まっているのかです。
あなたの組織では、どこで判断が止まっていますか
・現場で止まっているのか。
・上司のところで止まっているのか。
・人事との間で止まっているのか。
・会議の場で止まっているのか。
判断が止まっている感覚があるなら、問題は人ではなく、構造にあるかもしれません。
会議が増えているのに決まらない背景について、より詳しくはこちらで整理しています。
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